地獄の救急当直
今日は八王子市内の救急病院で当直です。
コロナが蔓延する前からそうですが、東京の救急はヤバいです。
救急車を呼んでもすぐ来ないのではないか。おそらく、助かる命や治療できる病気も治療できなくなっています。
数十件断られて別の医療圏からの搬送要請も多く入ってきます。
東京には、たらい回しを防ぐ「東京ルール」があるのですが、事実上機能していないです。
救急車を絶対に断らない徳〇会病院で育った私としては、基本的にすべての救急要請を受け入れるようにはしているのですが、病院の体制で断らざるを得ないケースも多々あります。
患者個人情報はかけませんが、自殺企図で過量服薬した人など、どこも応需せず救急隊も泣く泣くかけてきました。
緊急透析などが必要でない薬剤であることを確認したうえで、私は応需しようと答えたものの、病院の都合でベッドがない場合や重度の意識障害がある場合は受け入れは難しいと当直師長から返事が。
東京は人口に対して医療機関の数が少なく、限界ギリギリで回しており、救急隊は疲弊しています。
https://www.asahi.com/articles/ASR1K6FPDR1KUTIL01Z.html
↑このような事故も発生しており、コロナ禍では救急車の適正利用と怪我・病気にならないよう注意をお願いします。
当直中の食事は検食といい、病院食を毒見して評価することも仕事の一つです。
学校給食なども校長先生が検食しているようです。
でも、病院食はあまりおいしくないですね・・・。
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